企業情報はJPXの公表データに基づきます。点数・レビューは実際の投稿が公開された場合のみ表示します。

契約と法令

請負契約

うけおいけいやく別名・表記:請負

仕事の完成を約束し、完成した成果物の引渡しに対して代金が支払われる契約。完成しなければ原則として報酬は発生せず、成果物に不備があれば契約不適合責任を負う。

完成が代金の条件になる

請負では「働いたこと」ではなく「完成したこと」が代金の条件です。工数を投じても完成に至らなければ、原則として報酬は請求できません。逆に、早く完成させても約束した額は変わりません。

何をもって完成とするかが曖昧なままだと、この契約は受託側に一方的に不利に働きます。完成の定義=検収基準を、着手前に文書で確定させることが実務上の最大の防御になります。

契約不適合責任がついてくる

引き渡した成果物が契約の内容に適合していない場合、受託側は修補・代金減額・損害賠償・解除の対象になります(契約不適合責任)。期間の定めや責任の上限を契約で調整することはできますが、何も書かなければ法律の原則が適用されます。