二段構えにする理由
案件のたびに支払条件や知的財産権の帰属を一から交渉するのは双方の負担になります。共通部分を基本契約に集約し、個別契約では数量・金額・納期だけを決める。これが二段構えの狙いです。
問題は、基本契約が受託側にとって不利な内容で固定されると、以後すべての案件にそれが効いてしまうことです。締結時の交渉が、その後の取引全体の条件を決めます。
優先順位を書いておく
基本契約と個別契約の内容が矛盾したときにどちらが優先するかは、契約に書いていなければ争いになります。多くは個別契約優先としますが、明記が必要です。